桜前線

昨日今日と北風が強く肌寒い日とはなったものの、先週中ころからチラホラと桜が咲き始め強い北風にもめげず開花している桜。春の儚さを感じる桜は万葉集の時代から人々の心をつかんでいた。
世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は 長閑けかるらむ
散ればこそ いとど桜は 愛でたけれ 浮世になにか 久しかるらむ 在原業平 返歌
淡いピンクの花びらがやっと綻び、これから力強く咲くであろうという時に、強い北風が吹き寒の戻りになると、やっと愛でた桜の葉が散ってしまうのではないかという儚い思いが湧き、古の人々の春を思う気持ちが伝わる感じがしてくる。
今週末は関東南岸低気圧で再び天気が崩れ北風の雨で寒の戻りである。週明け水曜には高気圧の張り出しで晴天が戻り多少暖かくなってくる。気温が上がるのは4月に入ってからという感じである。
世間はコロナウイルスで大騒ぎをしているが、死者が多発しているイタリア北部や中国北部の一部の地域は、医療施設不足医療機器医薬品不足が慢性化していて、適切な治療が不可能なことが原因という感じが否めない。
現代社会は殺菌を過剰意識しているため、免疫力が低下している可能性が高い。普段から適度な運動をし陽光を浴びてセロトニンの分泌を活性化し、活動的に生活をしていれば自然と免疫力が高まり大騒ぎする危険性も低下する。
桜を見ながら散歩日光浴をしたほうが家に閉じこもっているようよほど健康的である。



コメント

このブログの人気の投稿

事情説明要請

事情説明要請

事情説明要請