東風時々強く

約3か月のウインド修行もそろそろ終了と言う日を迎えた。今年もジャイブの訓練と言うことで意識を集中し修行に臨んだ。当初の課題は第一にジャイブ中でのセールの引き込みで、第二に前傾姿勢の維持であった。先ずセール手の引き込みはできはいるのだが、セールを引き込んだだけでは、レールジャイブのカービングと言う感覚がつかめないのが理解できた。先ず、セール手を引き込んでも後傾姿勢となっていた場合は、回転はするものの減速をし風速にもよるがジャイブ終了後停止状態となると言うのが理解できたからである。ここで厄介なのが、風速がかなりあってジャイブ終了後も何となく風邪を取ることができると、後傾ジャイブでもジャイブ終了後停止せずあたかもうまくレールを入れ込んで回転したような錯覚を覚えることである。
ほぼ停止所歌なのであるものの、セールが風をはらんでいるため走りだしてしまうと言う訳である。よって、セール手の引き込みは意外にできていても、明確なレールジャイブの型になっているとは言い難いと言うことである。第二の課題である前傾姿勢であるが、これも当初の課題からは別の方向に変化した。前傾姿勢だけを考えるとできるような感じがするが、アビームで走りアビームでハーネスを外してジャイブ姿勢に入ると、ハーネスを外した後で加速するため、スピードに対する恐怖感から後傾してしまうことが理解できた。
実際問題レベルがワンランク上の人がするジャイブシーンを確認すると、クォーターで最速になるまでハーネスをかけたままで、最速で安定した状態でハーネスを外し、一気にレールを入れ込んで逆タックのクォーターまで板を回し込み、板が回転し続ける力でセールを自然と返し、逆タックのクォーターから上らせ気味で走りだし加速しているのである。こうすることで、ハーネス外してから加速することがなくなるため、セール手を引き込み続けることができると同時に、最速状態から前傾するため前傾後加速することがないため、スピードに対する恐怖心が出ることがなく前傾姿勢を維持したままジャイブを続けることができるのである。
セール手の引き込みと前傾しせてと言う市張りで意識をとても、ハーネスをはずのがアビーム状態だと何時まで経ってもこの課題は解決しないのである。要は、ハーネスをかけたままクォーターまで下らせ最高速度に達した状態でかつ板が安定してから、セール手を引き込んだままハーネスを外し、体制を整えたまま前傾をして一気にレールを入れセールを返すと言うのである。
今回の修行で進歩したのは、アビームでジャストアンダーの状態で走っている状況から、クォーターまで下らせ最速に達し段階でハーネスを外し前傾をしながらジャイブの姿勢に入ることが徐々にでき始めたことである。先ず最速状態で前傾をすることに対する恐怖心を払しょくできたのが、今回の修行の改善点と言える。これができたので次は徐々にフォームを改善しながら完成形に近づけるだけである。ジャイブはアビームでハーネスを外すのではなく、クォーターで外すこれが肝である。次回の課題は最速手ジャイブ姿勢に突っ込み型を完成させることである。


















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