サイドの風

今日は昨日より風速が若干落ちるのが分かっていたので、練習できる風だと言うのが事前に分かっていた。昨日は海面のうねりがあるためトップスピードを出せず、セールを開き気味で走らざるを得なかったので、まともな練習になっていなかった。アビームでアンダー、クォーターでジャストアンダー程度の風域の場合、セールを確りと引き込めるのでまともな練習ができる。
が、昨日は冷房を入れたまま寝たせいか疲れが取れず、今朝は6時半起である。失態。朝のメニューを速攻で済ませると2回目の筋トレをして艇庫に行く。強風続きと言うのが分かっていたせいか艇庫は閑散としていた。途中ガラバン小学校の風力発電のプロペラを確認したら回転速度は昨日波で一寸焦ったが、ビーチロードに出てアメリカンメモリアルパークの星条旗を確認したところ手前に向けて靡く感じが若干弱弱しく見えたのでほっとした。
海面はBBQ小屋手前まで白波が入りハイアットホテルのプライベートビーチ周辺は白波がちらほらで、昨日より弱めと言うのが肌で感じられる。これならバリバリに練習ができると言う感じである。早速4.5をセットする。ダウンは規定値▲3㎝でsetし、アウトは規定値通りでsetする。ビジュアルセールトリムはほぼMax付近までパネルが垂れている。艇庫で道具をセットすると浜まで道具を担いでいく。途中ブローが入ったものの、殆ど煽られる感覚なしにビーチまで出る。
海面に道具を置くと静かに走りだす。インサイドまで確りとは言っている風は心地よく板をトップスピードまで加速させる。アビームでアンダー気味である。これならいける、そう感じた。沖合で不沈ジャイブをするとインにめがけて加速する。若干うねりが気になるものの、昨日と比べるとインサイドはほぼフラットである。良い感じで加速する。かんかんと板の底が時々海面を叩くようにうねりで跳ねる。浅瀬を示すマークを超えた辺りでマスト手を逆手から順手に返る。ハーネスラインをかけたままクォーターまで下らせ、トップスピードギリギリと言うところまで加速させてからハーネスラインを外す。マスト手を曲げて前傾をしながらインレールを海面に噛ませジャイブに入る。シューと言う音と共に若干減速しながら板がドライブしていく。残念ながらセールが自然に返る感覚はつかめなかったが、ランニングを超えてからセールを返すと逆タックのクォーターでセールを掴み、上らせながら加速する。まずまずの出だしである。
昨日より風が吹いていない分直線で走りに気を使う頻度が激減して、ブローで微妙なトリミングをする以外はほぼハーネス荷重のみで走れる。この状態でないとジャイブへの神経集中は不可能に近い。走りに神経を集中させないといけない風域だと、ジャイブに入る段階で色々できていない項目があり、バタバタしながらのジャイブになるのでどうしてもどこか抜けた状態のジャイブになり確りとした練習ができない。
ジャイブに全神経を集中していると、手幅を広げて膝を曲げて、クォーターまで下らせて、ハーネスラインを外して、とリズムでジャイブに入っていけるので練習中の課題と既に克服した課題とを明確に意識しながら入っていける。この違いは大きい。
7回目若干ブローが弱まったのでミドル付近からガンガンに加速をしてインサイドに向かう。イン手前からクォータに角度を振りジャイブの体制に入る。良い体制で板が回り逆タックのクォーターでジャイブから抜ける。この感覚と言う感じのジャイブだった。その後も風域はアンダーからジャストアンダー程度で推移し、良い感じで突っ込めるジャイブの練習ができた。早朝は人が少ない分広いエリアを使って練習できるのが良い。
17回目と18回目も風域がアンダーに推移したのでトップスピードで突っ込み良い感じでドライブができた。良いジャイブの練習ができた。最後25回目は大学生の彼氏の前で会心の1本。ほぼ減速せずにリスタートできプレーニング速度が維持できた。こういうジャイブがガンガン決まりだすともっと面白くなるだろうと言う感じがした。
良い練習ができたので撤収した。
















































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